インターネットでの転送と物流
こんにちは。
今回はインターネットでの転送と物流を考えてみたいと思います。
一見まったく別物に見える「インターネット」と「物流」ですが、実は仕組みはとてもよく似ています。
モノを運ぶか、データを運ぶかの違いだけです。
インターネット転送とは何か?
インターネット転送とは、データを小さな単位に分けて、最適な経路で目的地まで届ける仕組みです。
この仕組みの中心になるのが
TCP/IP(ネットでデータを送受信するための世界標準規格)という通信ルールです。
物流に置き換えてみる
データ 荷物
パケット 小口梱包
ルーター 中継倉庫
IPアドレス 住所
サーバー 配送先
転送の流れ
① データ分割
大きなデータ(例:動画)
↓
小さな「パケット」に分割
➡ 物流でいう「バラ積み」「小口分割」
② 経路選択
ルーターがその都度「最短・最適ルート」を選択
➡ 物流でいう「配送センターでの振り分け」
③ 再構築
到着後、分割されたパケットを元通りに組み立て
➡ 物流でいう「納品先でのセット復元」
なぜ分割するのか?
理由は3つあります。
- 混雑回避(渋滞回避)
- 障害時のリスク分散
- 効率的な帯域利用
これは物流でいう
- トラック満載待ちをしない
- 災害時の迂回ルート確保
- 積載効率向上
と同じ考え方です。
物流担当者視点での重要ポイント
■ 可視化
物流:貨物追跡
IT:通信ログ監視
■ 完全性
物流:破損・欠品防止
IT:データ破損チェック(チェックサム)
■ セキュリティ
物流:封印・施錠
IT:暗号化(SSL/TLS)
GDP的な視点で見ると
日頃扱われている
医薬品GDPの考え方で整理すると、
GDP概念 インターネット転送
完全性 データ整合性
トレーサビリティ 通信ログ
改ざん防止 暗号化
経路管理 ルーティング制御
実は考え方は非常に似ています。
まとめ
インターネット転送とは、
「データ物流」
です。
- 分割
- 経路最適化
- 完全性確認
- 再構築
この4つが基本原理。
物流現場の考え方を理解している方にとっては、
インターネットの仕組みは意外と直感的に理解できます。
作成 :薬剤師 菅沼一茂
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