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メディカルロジスティクス

クラウドと物流の比較

こんにちは。
今回はクラウドと物流の比較について考えてみましょう。
医薬品物流に関わっている方にとって、
クラウドは「見えない巨大物流センター」と考えると非常に理解しやすいです。

クラウドとは何か?

クラウドとは、
インターネット経由で、データやシステムを預かり、保管し、必要なときに提供する仕組み

代表例は

  • Amazon Web Services
  • Microsoft Azure
  • Google Cloud

これらは「ITの巨大物流企業」です。

全体構造を物流で置き換える

<クラウド>   <物流で例えると>
データ      医薬品
データセンター  大型物流倉庫
サーバー     保管ラック
回線       配送網
アクセス権限   入退室管理

クラウドの3つのサービス形態(物流比較)

① IaaS(Infrastructure as a Service)
倉庫スペース貸し
利用者が自由にレイアウト可能
(例:AWSの仮想サーバー)
➡ 「空き倉庫を借りる」イメージ

② PaaS(Platform as a Service)
倉庫+作業設備付き
設備込みで効率よく運用可能
➡ 「定温設備付き倉庫を借りる」

③ SaaS(Software as a Service)
完成品サービス
利用者は使うだけ
➡ 「3PLに全委託」

GDP視点で見るクラウド

医薬品GDPと比較すると、考え方は驚くほど似ています。

<GDP概念>   <クラウド>
適切な保管条件   データセンターの環境管理
完全性       データバックアップ
追跡可能性     アクセスログ
改ざん防止     暗号化
委託管理      クラウドベンダー管理

リスク管理の比較

■ 物流リスク

  • 温度逸脱
  • 誤出荷
  • 盗難

■ クラウドリスク

  • 情報漏えい
  • データ消失
  • 不正アクセス

どちらも「保管」「完全性」「セキュリティ」が核心

物流担当者が押さえるべきクラウド的視点

可視化
物流:温度ロガー
クラウド:監視ダッシュボード

冗長化
物流:複数拠点保管
クラウド:データ複製(別リージョン)

監査対応
物流:GDP監査
クラウド:セキュリティ監査報告書(SOC等)

まとめ

クラウドとは、
「データのGDP対応型物流センター」
です。

保管条件管理
完全性保証
委託先管理
リスク対策
――発想は、医薬品物流と同じです。

作成 :薬剤師 菅沼一茂

丸総が実現する「流れ続ける物流」

株式会社丸総では、以下を核とした医薬品物流を構築・運用しています。

  • 温度帯別対応(2〜8℃、15〜25℃)の厳格管理
  • リアルタイム可視化と履歴追跡(トレーサビリティ)
  • BCP設計支援(代替ルート、緊急便、優先出荷)

医薬品が「ない」では済まされない世界だからこそ、制度も物流も“想定外”に備えることが必要なのです。

医薬品物流の見直し、ぜひ丸総にご相談ください

製薬企業・卸企業・医療機関の皆様、
丸総が医薬品物流のパートナーとしてお力になります。

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